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有田焼の魚皿
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これは有田焼の魚皿です。これでも職人が一枚一枚を皿に延ばして、これに模様の絵を丁寧に描き込み、作っています。

有田焼は、日本で最初に磁器を開発した土地柄だけに、常に先駆的な役割を果たしてきました。従って日本国内は当然のこと、広く海外にも輸出されて、有田焼の評価を高めています。

最高級品では柿右衛門や鍋島があり、長い歴史と伝統に支えられながら、その存在を不動のモノにしています。有田焼は、これを頂点にして裾野を大きく広げ、それぞれの分野にわたり、独自色と個性を発揮し、トップの座をまもっています。さすがは有田焼ですね。
author:民藝種月, category:-, 18:38
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砥部焼の小皿
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四国の砥部焼は、松山駅からバスに揺られて山間地に入った処。愛媛ミカンの産地でもあり、緑が美しい町です。

砥部焼の特徴を記しますと、ぶ厚くて重く丈夫なことですね。一般的に磁器の食器は、薄くて軽い作りですが、砥部窯は正反対で、ドッシリしたものが主流になっています。

また砥部焼は、有田焼などとは違って、模様がシンプルでモダンであり、若い世代に愛好者が多いようです。かっては模様も藍色が主流でしたが、最近は朱色なども積極的に使われて、カラフルな色彩が目立つようになりました。砥部焼のなかでは、梅山窯は別格に大きな窯で、見学には最適のように思われます。
author:民藝種月, category:-, 16:26
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布志名焼はガレナ釉が特徴
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山陰の布志名焼は、柳師の提唱した民芸運動に共鳴して、河井・浜田の指導を受けるとともに、とくに舟木窯にはイギリス陶芸家のバーナードリーチが滞在し、英国調の洋食器との取り組み指導しました。

そのため日本では珍しい、ガレナ釉による写真のような器を、次々に供給して、これを定着させました。やはり思い切った決断でしたが、これが成功して、黄色の洋食器は布志名の名前を全国的に有名にしまさた。

やはり私達の生活も洋風化し、食生活の調度品も大きく変わりました。その変化に対応したのが布志名焼であり、さらに追従する窯も当然に出て来ましょう。これが時代の流れですね。
author:民藝種月, category:-, 16:47
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小鹿田焼の壷
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小鹿田焼は大分県日田市あり、小石原から陶工を招き開窯したと伝えられています。この窯の特徴は技術や伝統を、一子相伝により守り続けていることでしょう。

小鹿田焼は今も10軒の窯元が、昔ながらの技法を大切に受け継ぎ、暮らしの器作りに精を出しています。平成7年には、伝統的民陶として国の重要無形文化財に指定されました。

写真は、家庭で砂糖や塩などの調味料を入れる壷ですが、鍋を囲む食事には、この壷も食卓に顔を出すことが多いですね。やはり小鹿田らしい風格のある壷ですので、堂々としており、引け目を感じることは全くありません。やはり壷や小鉢、また醤油やソース入れなどは、食卓に並ぶこともあり、引き立て役にもなりましょう。心して選びたいですね。
author:民藝種月, category:-, 18:40
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四国・砥部の小鉢
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砥部焼は四国の松山駅から、バスで約40分ほど山間地に入った処。やや厚手の磁器に、冴えた染め付け模様が特徴です。それも絵画的では無く、唐草や草花を模様化したモダンなデザインが多いですね。

また高台を大きく取った、くらわんか茶碗は、砥部焼の御家芸で、これを求める愛好者も多いですね。大きくても格調があり、長く使って飽きません。

磐田市中央町にお住まいの鈴木繁男氏は、砥部の梅野窯に出掛け、デザインの指導をしていました。写真の小鉢は繁男氏のデザインです。お若い頃には柳宗悦師の内弟子になり、柳邸で師と寝食を共にしながら、民藝の理念を実践なさった方です。浜田庄司や河井寛次郎の各氏と共に、民藝に献身しました。
author:民藝種月, category:-, 18:12
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ウェッジウッドの小皿
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「イギリス陶工の父」と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッドが、1759年に創設した窯こそ、イギリスが誇るウェッジウッドの窯です。

したがって、この窯は陶磁器を芸術品のレベルに究める努力を続けて来ました。また一方で、実用陶磁器の開発にも力を注ぎ、生活文化の向上を求めて、企業的努力を続けて居ります。

特に原料の半分以上を牛骨灰にする、画期的な技法を完成させました。この格調高い白色と堅牢さが評価され、ウゥッジウッドの名を不動のものにしました。いわゆるファイン ボーン チャイナですね。これらの作品は有名百貨店で御覧になれましょう。
author:民藝種月, category:-, 13:04
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柳宗理デザインのナイフなど
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一昨日に、柳宗理氏がデザインしたコップを紹介しましたが、今日はナイフ・フォーク・スプーンを御覧いただきます。これらはステンレスだけのものと、黒柄が付いたものがありますが、我が家のものは、写真のように黒柄が付いたものです。

我が家では、柳さんデザインのナイフなどを、四0年程以前に求め、使って来ましたが、これに馴染んでしまい、他のものを使う気持ちになれません。

柳さんのデザインは皿やコップやナイフなどに限らず、東名高速道路の防音壁や足柄橋、さらに札幌オリンビックの聖火台など、家庭用以外でも活躍して来られました。その全貌を紹介する書籍を紹介しましょう。マガジンハウスから「柳宗理」新装版が発行されています。そのスケールの大きさに驚きますよ。
author:民藝種月, category:-, 14:37
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汲み出し二題
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小さな輪島塗の盆に、二つの汲みだしを載せました。左の白い碗はピアゴのパン屋さんで頂いたサービス品です。右のボコボコ模様の碗は、沖縄産で金城次郎さんの作。いずれも我が家の常用汲み出しで、楽しく使っています。

白磁の碗は厚手のため、ドッシリして丈夫、またスタイルも好く、何年間か常用しています。金城さん作の碗も、厚くて重くドッシリして壊れる心配はありません。金城さんは魚の線彫りが主力ですが、この模様も沖縄らしく、大好きな碗の一つですね。

やはり毎日のように使う器は、丈夫で長持ちすることこそが、大切な要件になりましょう。その点、この二つの碗は、合格点を越えています。さらに姿も美しいため、食卓の花形と言えましょう。
author:民藝種月, category:-, 10:44
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柳宗理先生の底上げグラス
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今日は、昨年の年末にご逝去なさった柳宗理先生の、デザインによる底上げグラスを紹介しましょう。宗理先生は柳宗悦師のご長男で、工業デザイナーとして、広い分野で活躍されました。

日頃の暮らしと関係の深い、食器やフォークやナイフなどから、鍋や釜などのデザインを仕上げています。いずれも模様などが無いシンプルなモノばかりで、御父上が提唱した、民藝の理念を実践するような作品でありました。

また写真のコップは底上げがしてあります。これは、底辺を重くして、簡単に倒れることを防ぐ配慮であり、柳デザイナーの配慮を有り難く感じました。また持ちやすいため、我が家では、このコップを常用しています。
author:民藝種月, category:-, 15:30
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多治見・水月窯の茶器
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写真の茶器は多治見市水月窯の作。盆は出雲市大津町の森山ロクロ、茶托は鎌倉彫です。

多治見の水月窯は、人間国宝で知られる荒川豊蔵師のご長男で、武夫氏が経営する窯です。白い長石釉を主体にした個性的な作風が受け、次第に愛好者の層を広げました。

作品は茶器類にかぎらず、小皿から大皿・小鉢から大鉢、さらに食器全般に渡り作っています。でも、作品の総てに手作りの味が残り、楽しみながら使いたくなります。そんな雰囲気が一般的に受けているのでしょうか。

私は、ここの作品を結婚祝いの記念品に使いましたが、極めて高い好評を受け、喜んだ体験をしました。この茶器も一般受けがよく、激賞を頂くこともあります。
author:民藝種月, category:-, 15:39
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